育毛剤をマスターするために香粧品の知識を深めよう

香粧品

香粧品とは何でしょうか?

1899年(明治32年)に刊行された『香粧品製造法』で、「香りの製品(香水)」「化粧品」「皮膚摂養品(スキンケア製品)」「毛髪摂養品(ヘアケア製品)」を分類したものが、この用語が使われた最も古い文献と見られている。

出典:ウィキペディア

香粧品という言葉にはこうした経緯があるわけですが、ここでは主にに育毛剤にスポットを充てて扱っていきたいと思います。

まず、育毛剤によく表示されている「医薬部外品」とは、もともと薬事法第2条第2項に定義されているもので、「吐き気、口臭予防など」、「あせもただれ等の防止、育毛又は除毛」などの目的に使用されるもの、第2号には「殺虫剤、殺鼠剤」、第3号には「厚生大臣が指定するもの」などがあります。

この「厚生労働省が指定するもの」には、

  1. 従来から指定されている医薬部外品 → 染毛剤、パーマネント、ウェーブ用剤など
  2. 新指定医薬部外品→胃の不快感を改善することが目的とされているもの、喉の不快感を改善することが目的とされているものなど
  3. 新範囲医薬部外品 → いびき防止薬、含口軟薬、コンタクトレンズ装着薬など、全体が27項目に渡っています。

医薬部外品の効果・効能は?

人体に対する作用が緩和なもの、と薬事法で規定され、主な目的は防ぐことにあり治療ではありません。

薬用化粧品の効果効能の注意

化粧品として使用目的を持ち、効能効果の面においては化粧品と区別されます。

薬事法でいう化粧品とは?

人の身体を清潔にし、美化し、魅力を増し、顔を変え、皮膚もしくは毛髪を健やかに保つために身体に塗擦、散布、そのこれらに類似する方法で使用されることが目的とされている物で人体に対する作用が緩和なものをいう、と定義されています。

化粧品、薬用化粧品の試用期間は?

使用期限が表示されている製品(適切な条件で3年以内で品質等に変化する恐れのある製品)であっても、開封後はできるだけ早く使用するべきです。使用期限が表示されていない製品は、製造後3年以内で問題は特に無いと言われるが、3年を超えていても問題があない、ということはありません。

全成分表示とは?

外国との規制のハーモナイゼーション、国内の承認制度の廃止等により、この制度を導入しました。健康障害は配合された成分のアレルギーにもよるが多いため、配合成分を表示することにより使用者への情報提供を行うものです。医薬部外品では全成分表示は自主基準となっています。

化粧品配合禁止成分とは?

防腐剤、紫外線吸収剤およびタール色素以外の成分にあっては、次の成分を配合できないことになっています。

  • アミノエーテル型の抗ヒスタミン剤以外の抗ヒスタミン
  • エストラジオール、エストロンまたはエチニルエストラジオール以外のホルモン及びその誘導体
  • 塩化ビニルモノマー
  • 過酸化水素
  • クロロホルム
  • 水銀及びその化合物
  • セレン化合物
  • ハイドロキノンモノベンシルエーテル
  • ビタミンL1及びL2
  • ヘキサクロロフェン
  • ホルマリン
  • メチルアルコール
  • 上記以外に医薬部外成分、生物由来原料基準に適合しない物
  • 第一種及び第二種特定化学物質

など34成分になります。

紫外線防止剤

紫外線防止剤は、紫外線吸収剤と紫外線散乱剤に分類されます。前者は吸収剤が紫外線を吸収し、熱エネルギーなどに変化し、皮膚の表面から放出します。

一方で後者は皮膚の表面で紫外線を乱反射し、皮膚への侵入を防ぐものです。前者と後者を組み合わせることで防止効果が高くなります。

カチオン界面活性剤の役割

リンス、コンディショナー、ヘアトリートメントにはカチオン界面活性剤が使われています。

通常、濡れた髪はマイナスの電荷を持っている一方、カチオン界面活性剤はプラスの電荷を持っています。プラスとマイナスの電荷がお互いに引き合うことでリンス等の成分であるカチオン界面活性剤が毛髪にしっかり吸着します。

毎日のシャンプーは髪に負担か?

通常、ヘアサイクルによって髪は1日で100本近く抜け、女性は60,70本抜けると言われています。過度のシャンプー剤の使用や強く引っ張ること、爪を立てたりしなければ抜け毛が増えることはありません。適度なシャンプーをし、すすぎをよく行い、頭髪・頭皮を清潔に保つ必要があります。

シャンプーの機能について

シャンプーの目的は、頭髪・頭皮の汚れを除去するなどして、清潔に保つ役目をしています。機能としては洗髪時の泡の中に1本1本を包み、汚れの油分を乳化します。更に、一度除去した汚れの吸着を防ぐ機能があります。すなわち、洗浄性、再付着防止性以外に起泡性、櫛通りツヤと感触を良くすることが求められています。

リンスの機能について

リンスは洗髪後に使用して櫛通りを増加させ、頭髪のツヤや感触を良くするものです。静電気を防止し、すすき性が良くなり、乾燥後でも櫛通りが良くなります。更にツヤや感触性がよくなるなどの機能があります。

育毛剤と養毛剤について

育毛剤は医薬部外品として市販されていて、育毛、発毛促進、脱毛予防などに直接的に育毛効果があるものを言います。

例)チャップアップ

名前に「薬用」がついているものもあります。

養毛料は化粧品として市販され、水分、油分などを補って、毛髪と頭皮の健康を保持するために用いられます。またフケや痒みを抑えることも可能です。

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